(貝原棚田の写真:
貝原棚田に生きるさんよりお借りしました)
貝原棚田は、岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束寺本地域にあります。
春日地域の入り口である滝洞門から、主要地方道「春日揖斐川線」(32号)で粕川に沿って、約9kmの所に位置しています。
かすがモリモリ村からですと約4km、所要時間約8分です。
この棚田の特徴は、主要地方道「春日揖斐川線」の上に、寺本集落の人々により約300年前に造成され、面積3.5ha、168枚からなり、中央には、樹齢推定700年、幹回り4m95cmの杉の木(通称:おさんのうさん)がそびえ、春には藤の花が美しく咲きます。
地形は、等高線形状に合わせて作られ、段差は小さく、ほとんどの棚田が同程度の段差となっています。そのため、見た目も違和感が無く、地形になじんだ棚田であり、槍ヶ先(965m)の山麓に広がっています。
平成23年 地域農家、担い手、NPO法人や企業などで「貝原棚田保存会」を立ち上げ、郷土の歴史遺産として保全に努めています。
都市住民や地元小学生、企業の社員の農業体験では、昔ながらのはさ掛けで天日干しした美味しいお米が作られており、この懐かしい風景が心も身体も満たしてくれます。
平成21年2月の「ぎふの棚田21選」には西濃地区で唯一貝原棚田が、県内19の棚田のひとつに認定されました。
≪主なお米づくり活動≫
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活動内容 |
5月 |
田植え |
6・8月 |
草刈り |
9月 |
稲刈り |
10月 |
脱穀 |
< 文章参考元:貝原棚田保存会パンフレットより>
◆◆◆貝原棚田関連◆◆◆
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貝原棚田に生きる(facebook)…貝原棚田での活動を紹介しているページです。